WordPressをインストールしたら入れておきたいプラグインについて何度か書いていますが、日々状況が変わっています。現在は2019年2月時点、WordPress5.xになってからWordPressをインストールしたら入れておきたい基本的なプラグインについて書きます。WordPressを入れたばかりの方、今WordPressでホームページを運用されている方は参考になさって下さい。
WordPressをインストールしたら入れておきたいプラグイン基本編
今回ご紹介するのは基本的なプラグインについてです。基本的なプラグインというのは「セキュリティ的によい」とか「ついうっかり忘れがちなことを保管してくれる」などの誰にとっても役に立ちそうなもの、という意味で基本的に入れておいた方がいいだろうなと思うプラグインとなります。
セキュリティ的に有効、コンテンツ作成時に便利なプラグイン
このセクションでご紹介するプラグインはまずとにかく入れてい置いた方がいい!とお勧めする基本のプラグインです。
セキュリティ的に有効なプラグイン2つと、コンテンツ作成時に便利なプラグイン2つとなります。これらのプラグインをあらかじめ入れておくと、セキュリティをより強くしたり、コンテンツを作る時に安心して画像を使うことができるようになります。
セキュリティに有効なプラグイン SiteGuard WP Plugin:ログインをセキュアにしてくれるプラグイン
SiteGuard WP Pluginはログイン画面に日本語のcaptcha入力を追加してくれたり、ログインURLを変更することのできるプラグインです。また、ログイン失敗回数によって、ログインのリトライを一定時間止める働きもしてくれます。
詳しくは下のブログでご覧下さい!
セキュリティに有効なプラグイン Edit Author Slug:著者一覧で表示されるログインIDを変更することができる
WordPressに備わっている「著者一覧」画面というものがあるのですが、この表示の時にログインIDが表示されます。このログインIDを使って、プログラムで何度もログイン試行をするというハッキングを試みられるということがあります。とういことはこの「著者一覧」に表示されるログインIDを変更できれば、ログインIDはわからないのでハッキングを試みたところで不正ログインを防ぐことができるということにもつながります。
その「著者一覧」で表示されるログインIDを自分の好きな文字列に変更できるプラグインがEdit Author slugです。
詳しくは、こちらの記事をご覧下さい!
コンテンツ作成時に便利なプラグイン Imsanity:画像を適切なサイズでアップロードしてくれる
高解像との画像をうっかりそのままアップしてしまう、ということは誰しも経験のあることかと思います。事前にある程度の大きさに縮小して、ということも毎回だと面倒ですよね。高解像度の画像を表示しようとするとホームページの表示が重くなり、SEO的にもよろしくないことになってしまいます。
そんなときにImsanityが入っていれば「自動的に最大サイズ以内の画像にしてアップロードしてくれる」ので、色々と気にせずに画像のアップロードをすることができます。
詳しくは、こちらのブログをご覧下さい!
コンテンツ作成時に便利なプラグイン Auto Post thumbnail:アイキャッチの指定し忘れの時に自動設定
画像付きの一覧で表示すると、画像を見ただけでクリックしてくれる率が高まります。一覧で表示される画像は大概の場合はアイキャッチで指定された画像です。投稿を作るのに必死になって、画像も沢山つかっているのにうっかりアイキャッチの指定を忘れるということはよく起こりがちです。
そんなときにアイキャッチの指定がなければ投稿画面に使われている画像をアイキャッチとして自動的に登録してくれるプラグインAuto Post thumbnailを入れておくと安心です。
詳しくはこちらのブログをご覧下さい!
WordPress5.xになってから考慮が必要になったプラグイン
WordPress5.xでは大きな変更がありました。大きく分けると「エディターがGutenbergというブロックエディターになった」ということと「日本語版のWordPressが自動パッケージ化・リリース化のためのため、WP Multibyte Patchを含めなくなった」ということです。
ということでこのセクションではWordPress5.xになった以降どのように運用していくか?によって入れた方がいいかもしれないプラグインについてご紹介します。
Classic Editor:旧エディタが利用できるようになる
WordPress5.xから採用されたエディタGutenbergですが、まだ公開された間がないため書籍やネット検索で今時点では、使い勝手についての情報をみつけられる量が多くはありません。GutenbergになってからWordPressを始めた人はそのエディターで慣れていけばいいので楽なのではないかと思っていたのですが、勉強会で「エディタの使い方を検索しても情報が出てこなくて困っています」というお話を聞いて、なるほど最初からGutenbergでもやはり情報が少ないから困ってしまう場合があるのだなと思いました。
今現在の予定としてGutenbergが正式なエディターとして続いていくのは間違いないことなので、慣れた方がいいと思います。しかしながらまだ情報が少なかったりすることもありますのでしばらくの間はClassic Editorを利用して旧エディターで利用するのも良いのではないかと思っています。
Classic EditorはWordPressのオフィシャルプラグインで、Gutenbergが浸透されるまでの間はずっと提供され続けるということが書いてありました。
参照:https://ja.wordpress.org/plugins/classic-editor/
Classic Editorは公式のWordPressプラグインであり、少なくとも2022年まで、または必要とされる限り完全にサポートされ、維持されます。
ということだそうです。
Classic Editorについては、こちらのブログを参照してみて下さい!
TinyMCE Advanced:ビジュアルエディターを便利にする
TinyMCEは旧エディターのビジュアルエディターを使う人には必須のプラグインです。文字の色や大きさをエディター上で簡単に変更できる(逆に言うとデフォルトではできない)ようになります。
このTinyMCEについては、状況が変動的ではあるのですが今時点ではClassic Editorを使うのであれば入れておいた方がいいと私は思います。Gutenbergを使う場合はClassic ブロックで利用することができるようです。
TinyMCEについては、このブログを参照してみて下さい!
WP Multibyte Patch:日本語に必要なプラグイン
「日本語版のWordPressが自動パッケージ化・リリース化のためのため、WP Multibyte Patchを含めなくなった」ということになりました。
WP Multibyte Patchなのですが、日本語でホームページを作っている場合には入れておいた方が良いプラグインです。あらかじめ入ってはいませんが、簡単にインストールして有効化できますので、是非入れておいて欲しいと思います。
WP Multibyte Patchについては、こちらをご覧下さい!
入れた方がいいと思うけど、必須ではない、でも便利なのでお勧めのプラグイン
入れた方がいいと思うけど、必須ではない、でも便利なのでお勧めのプラグインについて書きます。それはJetpackです。Jetpackは多くの機能を含んだプラグインで、WordPress本体がリリースしているプラグインでもあり安心して使える高機能なプラグインです。
私がとても便利だなと思う機能は、
・ホームページの統計情報がダッシュボードで見られる
・投稿の公開時にFacebookやTwitter に自動シェアができる
・マークダウンでコンテンツを書くことができる
というようなことです。他にも沢山あるのですが!
しかしながら、必須!と言い切れないのはとても多くの機能追加や修正があるため、Jetpackの設定画面がよく変わります。そのため、記事として書きにくいのと、wordpress.comに登録する必要があるので、最初の導入時のハードルが高いと思うのです。
WordPressミートアップなどで私が一緒に見ながらJetpackの設定をするということであれば超お勧めなのですが、ブログに記事として書いてこの通りにすればOKとはなかなか言い切れない、という意味で必須のお勧めとはできませんでした。
しかしながらとても便利なプラグインです!できない、ということはないと思いますので新しい情報を検索しながら導入されることをお勧めします。
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