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XserverのWordPress簡単インストールで出る「MySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。」の原因&対処方法

この記事は最終更新日から11か月経過しています。内容が古い可能性があります。

WordPressの簡単インストールを行おうとしたら「MySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。」とアラートが出て、WordPressの簡単インストールができませんでした。

なぜWordPressインストールができなくなったのか?を探ったところ、意外な落とし穴があったため、こちらを記事にしました!

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XserverのWordPressの簡単インストールができなかった原因

XserverのWordPressの簡単インストールができなかった原因は先ほど貼り付けたこちらの「MySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。」にハッキリと書かれていますが最初は「?」と思う方もいると思います。

なぜなら最近XserverはMySQLが無制限に作れますし、WordPressを削除するたびにMySQLまで削除する人にとってはMySQL自体もはそんなに多くないです。以下は当時のMySQL数です。

ということでここからXserverの仕様一覧を確認してみました。

あわせて読みたい

するとMySQLのデータベースとは別にユーザー数が50という制限が書かれていました!

  • MySQL5.0が混在する場合は「30」となります。
なぜMySQLの数とMySQLユーザー数に違いがあるのか

WordPress簡単インストールをした独自ドメインからWordPressやMySQLを削除しても、MySQLのユーザーはそのまま残ります。

MySQLユーザーの確認方法

XserverのサーバーパネルからMySQL設定をクリックしてください。

MySQLユーザー追加のタブに移動して

MySQLユーザ一覧のスクロールバーがMySQL一覧より明らかに長く、数えると50個ありました!

MySQLユーザーを削除してXserverのWordPressの簡単インストールをする方法

ここからはMySQLを扱うため、間違えるとサイトを壊しかねません。くれぐれも自己責任の上ご作業ください。

MySQLユーザーを削除してXserverのWordPressの簡単インストールをする方法としては、MySQLが削除されてるにも関わらず、MySQLユーザーが残っているMySQLユーザーを探して削除したいと思います。

必要なMySQLとMySQLユーザーのデータをまとめる

STEP
MySQLユーザ一覧をすべてコピー

MySQLユーザーの確認方法でMySQLユーザ一覧を開いていると思いますので、MySQLユーザーの一番上の⇧ShiftをクリックしながらMySQLユーザーを一番下までドラックし、右クリックでコピーします。

STEP
新規スプレッドシートやExcelに貼り付け

コピーしたテキストは新しいタブで開いたスプレッドシートやExcelに貼り付けます。

画像例ではスプレッドシートで進めていきます。

STEP
MySQL一覧をコピー

Xserverに戻り、MySQL一覧をクリックします。

MySQLユーザー名の時と同じようにMySQL一覧を一番下までShiftを押しながら選びコピーします。

STEP
新しいシートにペースト

スプレッドシートやエクセルに戻り、新しいシートを作って

先ほどコピーしたデータベースを貼り付けます。

これで現在Xserverに存在するMySQLとMySQLユーザーの一覧ができました!

MySQLと紐づいているMySQLユーザーを探す

STEP
スプレッドシートのアクセス所有権ユーザをコピー

スプレッドシート、MySQL一覧のシートのC列「アクセス所有権ユーザ」2行目をコピーしてください。

STEP
MySQLユーザー名を探す

MySQLユーザー名のシートに行き、ショートカットキーのCtrl + F (MacはCommand + F)でページ内検索を行います。するとセルの色が変わります。

STEP
セルの色が変わった行を塗りつぶすか削除

「アクセス所有権ユーザ」として指定されているMySQLユーザーは消してはいけないので、

セルの色が変わった行を塗りつぶすか削除します。

これでMySQL一覧の2行目にあるMySQLとそれに紐づいたMySQLユーザ名を発見して処理しました。

STEP
MySQLに存在しないユーザー名だけが見えている状態に

MySQL一覧の3行目以降も同じように繰り返してください。
最後にはこのようになり、MySQLに存在しないユーザー名だけが見えている状態になりました。

XserverでMySQLユーザーを削除

STEP
MySQLに存在しないユーザー名をコピー

スプレッドシートのMySQLユーザのシートでMySQLに存在しないユーザー名の一番上のセルをコピーします。

STEP
XserverでMySQLユーザ一覧に移動

Xserverに戻りMySQLユーザ一覧に移動します。

STEP
一覧からMySQLに存在しないユーザー名を探し削除

スプレッドシートでの作業の時のようにCtrl + F (MacはCommand + F)でページ内検索を行い、該当のユーザー名の行の右側にある「削除」をクリックします。

STEP
MySQLユーザ削除の確認画面で削除

MySQLユーザを確認し「削除する」をクリックします。

STEP
削除完了

これで削除できました。スプレッドシート、MySQLユーザー一覧のシートのA3行目以降も同じ作業を繰り返すことでMySQLユーザーを整理できます。

改めてXserverのWordPress簡単インストールを行う

STEP
WordPress簡単インストールで確認画面へ進む

WordPress簡単インストールで必要な情報を入力し「確認画面へ進む」をクリックします。

STEP
問題なくWordPress簡単インストールを行えるように

さっきまでは出ていた「MySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。」がなくなり、WordPressがインストールできるようになりました。

まとめ

この記事のまとめです!

  • WordPressの簡単インストール時に「MySQLユーザーの追加設定可能な上限数に達しているため追加できません。」というエラーが表示された。
  • Xserverの仕様を確認したところ、MySQLユーザー数には制限があり、50個までということが分かった。
  • WordPressやMySQLを削除しても、MySQLユーザーは残るため、簡単インストールができなくなる可能性がある。
  • MySQLユーザーの確認方法は、XserverのサーバーパネルからMySQL設定を開き、MySQLユーザ一覧を確認する。
  • MySQLユーザーを削除してXserverのWordPressの簡単インストールをする方法は、MySQLユーザ一覧をコピーし、新しいスプレッドシートやExcelに貼り付ける。それからMySQL一覧をコピーし、同じシートにペーストする。MySQLと紐づいているMySQLユーザーを探し、削除する。
  • MySQLユーザーを削除した後、改めてXserverのWordPressの簡単インストールを行うと問題なくインストールできる。

ぜひ同じような問題に遭遇している方の参考になりますように。

Xserverをまだ使ったことがない方はぜひお試し10日間を利用して使い勝手を体験してみてください!

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