XOOPS Cubeのテーマをカスタマイズして、特定のモジュールの時だけ○○する

2月からRYUSのblogはXOOPS Cubeのd3blogからWordPressに移行しました。旧blogもコンテンツとしてサイトに残っていますが、そちらを参照された方に最新のblogはこっちですよ、とお知らせする手段をもうけていませんでした。

旧スタッフblogだけをみると「最近更新してない」と思われてしまう

RYUSホームページのトップでは

のようになっていて旧スタッフblogにリンクしています。クリックすると

となっています。旧スタッフblogと分かって見ていただいている場合はまだしも、もしかすると検索から来た場合などは「blog2月から更新してないじゃん～」と思われるかもしれません。毎日書いているのにもったいないです(>_<)。

ということで新しいblogへのリンクを　旧スタッフblogに貼り付けようと思います。

XOOPS Cubeのメインコンテンツを出している部分を見つける

今回はXOOPS Cubeのテーマで「ある特定のモジュールの時だけ○○する」という方法で「新しいblogへのリンクを表示する」ということをやってみました。

使っているテーマの　theme.html　で

<{$xoops_contents}>

という部分を探します。ここがXOOPS Cubeで各モジュールがメインのコンテンツを出しているところです。

この表示の上下に新しいblogへのリンクを表示したいと思います。

このような画像を準備して、使ってるテーマのimagesに置きます。

↓bloglink.png

<{$xoops_contents}>

の上下に　現在の表示コンテンツのディレクトリがd3blogだったら画像を表示して、新しいblogにリンクする　というコードを入れます。

<{if $xoops_dirname == "d3blog"}>
    <a href="https://usortblog.com/" target="_blank">
    <img src="<{$xoops_imageurl}>images/bloglink.png">
    </a>
<{/if}>
<{$xoops_contents}>
<{if $xoops_dirname == "d3blog"}>
    <a href="https://usortblog.com/" target="_blank">
    <img src="<{$xoops_imageurl}>images/bloglink.png">
    </a>
<{/if}>

これで表示がこのように変わりました。

記事の下部にも

このように表示されました。

この方法でいろいろ応用できます

theme.htmlは表示する時に必ず使っているのでいろいろ応用できます。

たとえばdescription。theme.htmlでは、

<meta name="description" content="<{$xoops_meta_description}>" />

となっています。モジュールによっては　xoops_meta_description　に独自の内容を設定するものもありますがほとんどの場合は、管理画面のXOOPSコンフィグで指定した一通りの内容がいつも表示されます。

この表示をモジュール毎だけでもいいから分けたい、というような場合にtheme.htmlを

<{if $xoops_dirname == "d3blog"}>
    <{* d3blogのときだけのdescriptionを記述 *}>
    <meta name="description" content="RYUSがお届けするblog。基本平日毎日更新。XOOPS Cube、NetCommons、WordPressやプログラム、インターネットの話題を書いています" />
<{else}>
    <{* d3blog以外はデフォルト *}>
    <meta name="description" content="<{$xoops_meta_description}>" />
<{/if}>

のようにすればモジュール別にdescriptionを変更することも可能です。

モジュールによって何々したい、というときにはtheme.htmlをいじるとこのようにちょっとした変更が簡単にできます。