以前「WordPressでコメントを受け付けない設定に変更する方法」という記事を書きました。その記事ではこれから書く記事や全体的にコメントを受け付けない方法を書きました。最近「既に書いてある投稿のコメントを受け付けなくしたい」というご要望を複数聞いたので、過去の投稿のコメントを一括で受け付けなくする方法について書こうと思います。
プラグインを使って、過去の投稿のコメントを一括で受け付けないようにする方法
disable commentsというプラグインを使って過去の投稿のコメントを一括で受け付けないようにすることができます。
Disable Comments のインストール
ダッシュボード プラグイン>新規追加 をクリック
disable commentsと入力します。
このプラグインが見つかりますので、今すぐインストールをクリック
※ 全く同じ名前の別のプラグインもあるので、赤矢印の部分を見て 100万以上の有効なインストール の方をお選びください。
有効化をクリック。これでインストールが終了です。
Disable Comments の設定
インストールが終わったら、
ダッシュボード 設定>Disable Comments をクリック
このような設定画面が表示されます。
投稿にチェックを付けて変更を保存をクリック。
これですべての投稿でコメントが受け付けられなくなります。
コメントが受け付けられなくなったか?を確認してみる
コメントが受け付けられなくなったか?ということを確認してみます。
今まで、
このようにコメント欄が表示されていた記事を、見てみると
コメント欄が表示されなくなっていました。
今までに既にコメントがついていた投稿は、
投稿に既についていたコメントとコメント欄の両方が表示されなくなりました。
プラグイン Disable Commentsまとめ
Disable Commentsの機能は、コメントを受け付けない、トラックバックとピンバックを受け付けない、過去に付けられたコメントを非表示にするというものだということがわかりました。
試しにもう過去のコメントは付けられなくなったからと、Disable Commentsを利用停止してみると
投稿に既についていたコメントとコメント欄の両方が表示されるようになりました。つまり、このプラグインを導入する前の状態に戻りました。ですので、今後コメントを受け付けない状態を保ちたい場合は、このプラグインを停止したり削除したりしないようにしましょう。
あと、このプラグインの機能で
一度コメントを受け付けないようにしたものを、投稿のチェックを外して変更を保存をクリックすれば、元のようにコメントを受け付ける状態に戻すことができます。
また、Disable Commentsで、コメントを受け付けない状態にしているときに、個別投稿のディスカッションは表示されなくなるので、個別に「この記事だけはコメントを受け付ける」と設定することはできません。
MySQLのアップデート文で一括でコメントを受け付けなくする方法
できる限り余計なプラグインは入れたくない!とか、MySQLでアップデート文を流すことは苦にならないというような方は、MySQLのアップデート文で一括でコメントを受け付けなくする方法もあります。
UPDATE wp_posts SET comment_status='closed',ping_status='closed' WHERE post_type='post';
上記のsql文を使っているデータベースで実行します。wp_の部分はデータベースによって異なる場合があります。また、データベースをアップデートする場合はバックアップを取ったり、自己責任でお願いします。
この方法ですべての投稿のコメントを受け付けなくすることができます。
元々コメントがついていなかった投稿では同じ表示ですが、コメントがついていた投稿では
このように過去に付けられたコメントは表示され、この投稿はコメントできませんと表示されます。
また、データベースを直接修正しているので、元に戻すことはできません。「今はコメントを受け付けたくない気分だけど、また戻すかも?」というような場合には、プラグインを使った方法を行うことをお勧めします。
また、この方法だと個別の投稿で、
ディスカッションのコメントの投稿を許可をチェックして更新すれば、
このように、ある投稿だけコメントを許可することも可能になります。
個別にコメントの許可をする方法や新しい投稿にコメントを許可しない方法については、
こちらに詳しく書いてありますのでご参照ください。
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