最近ホームページを作りたいというご相談を受けることが多くなってきました。RYUSはWebのプログラム作成がメイン業務なのでホームページ全体ということでの受注はあまりしていなくてあまり慣れていません。そのときに思い出したのがよつばデザインの後藤さんがGitHubで公開されている「打ち合わせ用の資料」を思い出しました。かゆいところに手が届くとても良いドキュメント集です!
早速使ってみようと思ったのですが、mdファイルでの書き込みになれていないので他の形式に変換してみました。
かゆいところに手が届く「打ち合わせ用の資料」
今回使わせていただこうと思っている、「打ち合わせ用の資料」は
https://github.com/ytbdken/Meeting-materials
こちらにあります!
readme.md では
打ち合わせ用の資料課題解決や販売促進から制作に至るまでの打ち合わせ用資料。 状況に応じて質疑応答していましたが、汎用的な形でまとめたら便利でいろんな方も使えるかなと思い作りました。 ノウハウを共有する事によって、より使いやすいシート作りを目指します。 お客さんとのやりとりで、後から出てくるような事や「あれ聞いとけば良かった」みたいな事も少なくなり、より深いやりとりが早い段階で完了したらたぶんみんな幸せになれるはず。 これからやりたい人達や実際に現場にいる人達にとって役立つ資料となれば幸いです。
このように書いてありました。「たぶんみんな幸せになれるはず。」というところが良いですね!確認しないことがあるために変な誤解や面倒が起こることも経験しているので、とてもよくわかります。
Webサイト制作の打ち合わせではよく、「あ、あれを聞き忘れた!」ということがあったり、「サーバーどうだったっけ?」などの抜けが発生してしまうのですが、そのあたりを充分網羅している資料です。さすが、現場で使っている資料です!
資料はマークダウンファイル形式(.md)を中心としてPDFやjpgファイルなどで置いてあります。
右上の方にある DownloadZIP をクリックすると、資料一式がMeeting-materials-master.zipという名前でダウンロードされますので、解凍します。
マークダウンファイルについては以前、
[ryus_blogcard url=”https://usortblog.com//harooopad/”]
でご紹介したharooopadで
開く事ができます。
打ち合わせの場面を想定すると打ち合わせしながら書き込んでいくことになると思うのですが、その際はまだマークダウン記法に慣れていないため、ちょっと自信がありません。そこで「Wordとかに変換すればいいのかな?」と思いました。
検索して見つけたドキュメント変換ツールPandoc
検索して ドキュメント変換ツールPandoc というものを見つけました。こちらもGitHubで公開されていました。
インストール
私の場合はWindowsなので pandoc-1.16.0.2-windows.msi というリンクをクリックしてファイルを保存し、そのファイルをダブルクリックすることでインストールすることができました。
使い方
Pandocには「Pandoc ユーザーズガイド 日本語版」があり、そちらを参照させていただきました。
とてもたくさんのことができるのですが、とりあえずWord(.docx)にする方法を確認しました。
スタートメニューをクリックして power と入力すると Windows PowerShell が見つかりますのでクリックします
先ほど解凍したフォルダのところまで cd で移動します。
hearing.md というファイルをWord(.docx)にしたいと思います。
pandoc hearing.md -t docx -o hearing.docx
というコマンドを打ち込んでリターン
このようにエラーが出なければOKです。フォルダを見ると hearing.docx というファイルができているので開いてみます。
このようにちゃんと変換されていました(^^)/
いくつか変換してみて気づいたのですが
こちらを変換したところ、
部分的に改行がなくなってしまうようでした。まぁ、この辺は自分で編集すればいいですね。
Pandocでマークダウン(.md)ファイルをWord形式の.docxにするには
という法則で変換できます。
Wordファイルになっていれば、印刷したり、打ち合わせ中にPCで記入したりするのも簡単ですね(^^)/
「打ち合わせ資料」は打ち合わせだけでなく起業したい人にも良い資料だと思います!
この「打ち合わせ用資料」をすべて見てみるとWebサイトを作成するために確認しておきたいことだけでなく、その会社は何を目指していくのか?というようなことまで確認できそうです。
たとえば、 improved.md というファイルには、
改善のためのチェックリスト
商品は本当に必要なものか?
顧客が最低限必要としてるものは何か?
顧客は商品に対して購入して良かったと感じているか?
顧客リストはあるか?
既存顧客に対して何をしているか?
リピート性はあるか?その価値はあるか?
あわせてすすめられる商品があるか?
さらに付加価値をつける事はできないか?
もっとシンプルには出来ないか
他社との優位性は?
商品は直感的にわかるか?そのように表現されているか?
買うメリットは?
買わない理由は?
今すぐ買う?そのメリットや損失を伝えてるか?
と、いうことが書いてあります。改めて自分のビジネスを振り返ったり、これから起業する方などもこのリストに答えることで方向性が決められるのではないかと思います♪
というとても役立つ資料ですので是非 ダウンロード して皆さんのビジネスにも役立ててみたらいかがでしょうか?
よつばデザインの後藤さん、ありがとうございました(^^)/
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