xamppやmampなどを使って、ローカルPCにWEBサイト環境を構築する場合に「メール送信テストはどうしよう?」という問題がおこります。以前 mailcatcher を使ってローカル環境のWebでメール送信テストをする という記事で、そういう場合の方法について書いたのですがそのときに使えていたプラグインが現在は利用不可となってしまったようでした。ということで別のプラグインを使ってメールのテストを行えるようにしたのでそれについて書きます。
mailcatcherを使ってWordPressからのメールをすべて受け取れるようにする
以前書いた記事はこちらになります。
この記事ではWordPressでmailcatcherを使うためにプラグイン Mailcatcher for WordPress を使いました。
最近になってまたこのプラグインを使おうとしたら、
このようにガイドライン違反ということで利用が不可能になってしまっていました。
プラグイン WP Mail SMTP by WPForms を使ってmailcatcherでWordPressからのメールを受け取れるようにする
ということで、検索したところWP Mail SMTP by WPFormsというプラグインを使ってmailcatcherでWordPressからのメールを受け取れるようにできることがわかりました。
インストールは以下の通りです
ダッシュボード プラグイン>新規追加 をクリック
WP Mail SMTPと入力すると、
このプラグインが見つかりますので、今すぐインストールをクリック
有効化をクリック。これでインストールが終了です。
WP Mail SMTP by WPFormsを設定する
WP Mail SMTP by WPFormsの設定をします。
ダッシュボード 設定>WP Mail SMTP をクリック
このような設定画面になります。
設定は
送信元アドレス:任意のメールアドレス
送信者名:任意の名前
を入力。
メーラーは Other SMTP を選びます
OTHER SMTPで、
SMTPホスト:127.0.0.1
SMTPポート:1025
Auto TLS:ON
にします。これで
Save Settingsをクリックすれば設定は終了です。
テストメールを送ってみる
設定が正しくできたかどうか、テストメールを送ってみます。
※ テストメールを受け取りにはあらかじめmailcatcherを立ち上げておく必要があります。mailcatcherの立ち上げ方法は、
https://usortblog.com//local-develop-send-mail-mailcatcher/
をご覧下さい。
Email Testをクリック
Send Toに送りたいメールアドレスを入れます(実際にはmailcatcherで受け取りますが)。
Send Emailをクリック
mailcatcherを立ち上げ忘れていると、
このようなエラーになりますが、立ち上げてからSend Emailをクリックすれば、
このように表示されます。
ブラウザで http://127.0.0.1:1080 を開くと
このようにメールが届いていることがわかり、クリックすると、
メールがちゃんと届いたことがわかります。
まとめ:今回自分がつかおうとするまで気づきませんでした
今回久しぶりにMailcatcherを使ってローカルにあるWEBからのメール送信テストをしようとするまで、以前記事でご紹介していたプラグインが使えなくなっていたことに気づきませんでした。
ということで焦りましたが代替手段が見つかって良かったです。
そもそもmailcatcherをインストールするのはとても大変なのですが、今回方法を模索しているときにmailtrapというサービスで、mailcatcherの代替ができるらしいということがわかりました。
まだ試してはいないので、mailtrapについては「ネットサービス」「登録すれば使える」「mailcatcherに比べてインストールとか必要ない」ということがうっすらわかっている程度です。実際に試して使えそうでしたら、これについてもブログに書こうと思います。
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