いつもはなるべく多くの人に参考になるような記事を書こうと思っているのですが、たまに「とってもレアだけど書いておいた方がいいかも」と思う出来事があり、ニッチな記事を書きます。
今回もそんなニッチな記事となります。私はMacBookAirを使っているのですが、メインで使っている環境はBootcamp で切り替えたWindowsです。2016年1月末に購入したMacBookAirにBootCampを使ってWindows10をインストールするまで、さまざまな紆余曲折がありましたので、同じ状況に陥った方(数は少ないかも知れませんが(^_^;)に役立つかも?と思ったので記事にします。
オンラインでWindows10を購入してisoをダウンロードするまで
現在使っている旧MacBookAirではBootCampで切り替えてWindows7のOSをメインに使っています。様々な環境設定をしてあるのでまるごと引っ越しできないかといろいろ検討はしたのですが、なかなかよい方法が見つからず結局は新しくWindows10を購入して、インストールし「1から始めよう…」と思いました。
思い立ったらすぐにインストール作業をしたくなったので、
AmazonでWindows10 Professionalのダウンロード版を購入しました。
購入後、アカウントサービスの デジタルコンテンツ ゲーム&PCソフトダウンロードライブラリ をクリックします。
このように購入したWindows10のプロダクトキーはここからいつでも確認できます。Windows10をダウンロードするには、 ご利用方法はこちら をクリック
このように説明が出るので、新MacのMacOSのsafariで
http://www.windows.com/windows10dl
を開きます。
エディションの選択 で Windows10 を選択して確認をクリック
製品の言語の選択 で 日本語 を選択して確認をクリック
64-bitのダウンロード をクリックしてファイルをダウンロードします。このあとのどこかのタイミングでプロダクトキーを入れることになります。
今回ここまで(だけ)は、全く問題なく順調にすすみました。
1つめの挫折、MacBookAirのBootCampアシスタント
MacOSのBootCampアシスタントを開いて
ISOイメージには先ほどダウンロードしたISOファイルを指定します。ダウンロードという場所にダウンロードされていました。
OS X と Windows のパーティション分けをします。Windows中心に使いたいのでかなり多めにWindowsに割り当てます。
ここで インストール をクリックしたのですが、
64 ビット Windows 8 またはそれ以降の ISO ファイルが必要です。 というエラーが出てしまいました。しかし、インストールしようとしているのは Windows10のISOファイルなので問題はないはずです。いろいろ調べたのですが分からなかったので
Appleサポートに電話をして聞いてみました。
結構時間はかかったのですが、結果として分かったことは
MacのOSが最新でなかった
という理由でした。確かに
こんな感じに App Store にバッヂが表示されていました。MacOSは使い慣れていないので、アップデートをどこからするかも分かっていなかったのですがこちらをクリックしてOSを最新にアップデートしたら、BootCampアシスタントで インストール をクリックしてその先に進めるようになりました。
しかし、、、「メッセージが違う!(^_^;」ですよね。
2つめの挫折、Windows10側のインストール途中で止まって進まなくなる問題
インストールをクリックして進むと順調にインストールが終わり、完了(うろおぼえですが)をクリックすると自動的に再起動がかかってWindowsのインストールが開始されます。
ここでちょっとだけひっかかったのは、どのドライブにインストールしますか?というような問いがあります。パーティションとその他なにかの別にドライブが分かれていたので、先ほどWindows用に割り当てた一番大きなドライブを指定しますが「ディスク0パーティション4にWindowsをインストールできません」のようなエラーで選択することができませんでした。
ちょっとわからなかったのでググって解決方法が分かりました。
BootcampでMacにWindows10をインストールする方法とエラー対処法
インストールしたいドライブを選択しておき、画面に表示されている フォーマット をクリックして進みます。
この後は特に問題なく、WindowsでのBootCampのインストールがスタートしました。
もともと時間がかかるだろうなと放って置いたのですが、数十分経ってみてもその前に表示されていた画面と全く同じところで進んでいないように見えました。
RealTeckオーディオ
のインストールのまま動きません。これは…と思ってググったところ、いくつも対処方法が見つかりました。RealTeckオーディオのインストールを飛ばせるようにBootCampのDriversフォルダ内からRealTekフォルダを移動させる、というような方法です。
なるほど、こうすればいいのね…と思って、とりあえず今動いているSetupをコントロールパネルから止めて、Windows内でそのフォルダを見つけようとするのですがそもそもBootCampのフォルダがありません…(>_<)。Macの方なのかな?とMacOSを立ち上げて探してもやっぱり、ありません…
Setupを途中で止めてしまっているため、このまま放っておく訳にもいかず困り果てて、また Appleサポート に電話をしました。
解決できるまでだいぶ時間はかかったのですが、結局以下のことが分かりました
1.私の購入したMacBookAirは新しいのでBootCampでWindowsをインストールするのにUSBが不要(SSDのtempに必要なWindowsSupportフォルダができるらしい)
2.ネットで検索した解決方法はUSBにWindowsSupportを入れてインストールしている場合の方法で、USBからファイルを取り除けばよい
3.USBを使わない方法だとSetupの途中で(Appleサポートさんの説明)でtempからWindowsSupportフォルダを自動的に消す
4.そのため、USBを使っていなかった場合は
4-1.MacOSのBootCampアシスタントのアクションをクリックしてWindowsサポートソフトウェアをダウンロードをクリックしてファイルをデスクトップなどに保存
4-2.保存したWindowsSupport\BootCamp\Drivers\RealTek\RealtekSetup.exe をゴミ箱へ
4-2.WindowsSupportフォルダをUSBなどの外付けメモリに保存
4-3.BootCampでWindowsを立ち上げてUSBのBootCampにあるSetup.exeを実行
という作業が必要になりました。4-1.でWindowsサポートソフトウェアをダウンロードするのに1時間ぐらいかかりました。
ダウンロードしたフォルダの大きさは3GB近くあります。USBはあまり使わないので探してみたところ古い8GBのUSBが見つかりました。
軽い気持ちでこのUSBの中にあるファイルを全部削除したのですが、削除するのに40分ぐらいかかってしまいました(^_^;。さらに、MacでダウンロードしたWindowsSupportフォルダをこのUSBにコピーするのに1時間ちょっとかかってしまいましたorz。
今日はインストールし始めたときにもしかするとBootCampのインストールに16GB以上のUSBが必要という情報をどこかで見ました。もし必要なら買わないといけないと、念のためAmazonでUSBを見ていたのですが、
こんなに容量があってもこのぐらいで買えるのね、買っておけば良かったと思っていました。そんなときにコピーでものすごく待たされたので、待っている間にこのUSBを注文してしまいました(^_^;。きっと新しいUSBのコピーは速いのではないかと思います!
USBにコピーするまではとても時間がかかりましたがSetup.exeでBootCampをインストールするのはすぐに終わりました。
これでようやくWindows10のインストールが終わり、これからが果てしなき長き道のり(各種ソフトウェアのインストール、データの移動)です(^_^;。しかし、やっとここまできました~
とてもレアなケースだとは思いますが、そのレアに引っかかってしまった人に役立てば、と思って書きました。
今から考えるとそうですねーやっぱり最初から容量の大きなUSBを買っていざというときの準備をしておけばよかった、と思います。
コメント
コメント一覧 (2件)
同じ所でつまづいていたので助かりました。わかりやすい記事を書いて下さってありがとうございます。
駆け出しマカーさん、こんにちは。レアなケースなので誰かに役立つといいなぁと思って書いたのですが、お役に立ったようでなによりうれしいです(^^)/