先日新しいWEBサイトを作ろうとしてふと、WordPressをインストールした初期状態での読み込みスピードってどのぐらいなんだろう?と思いました。測ってみると思った通りとても速かったのですが、そうなるとこんどは「テーマを変えたらどのぐらい変わるんだろう?」と思って実験してみましたのでそれらについて書いてみます。
WEBサイトの読み込み速度を測る Google PageSpeed Insights について
読み込みスピードを測ったツールは GoogleのPageSpeed Insights
です。こちらにURLを入力して分析をクリックするだけで、モバイル、PCでのページ読み込み速度を測ることができます。
WordPressをインストールした直後、テーマがtwentynineteenの状態での速度
WordPressをインストールした直後はテーマがtwentynineteenです。この状態での速度を測ってみました。
表示はこんな感じで、
シンプルです。
Googleの PageSpeed Insights へ行って、
速度を測りたいWEBサイトのURLを入力して分析をクリックします。分析が終わると
このようにまずモバイルでの速度が表示されます。99! こんな数字は初めて見ました。コンテンツがないということと、WordPressの最新デフォルトテーマということでとてつもなく速いスピードです。
上部にあるパソコンをクリックすると
このようにパソコンでの速度が表示されます。こちらも99!ということでやはり、とても速いことがわかります。
この分析はコンテンツが変わらなくてもクリックするたびに多少の数値が変化することがありますが、大きく変わることはないので「最新デフォルトテーマはとても速い」ということがわかりました。
テーマがLightningの状態での速度
次に、日本でとても多く使われているテーマLightningで速度を測ってみます。
Lightningにするとデフォルトで
このようになります。スライダーに画像が2つ入ったり、Font awesomeによるアイコンが表示されています。この時点で若干は速度が落ちるということが予測されます。
分析の結果は
モバイル90、パソコン96とコンテンツが増えたことを考えればWordPressのデフォルトテーマと遜色のない速さと思います。
テーマがCocoonの状態での速度
ブロガーやアフィリエイターに大人気のテーマSimplicity(現在の当サイトもこちらのテーマを利用させていただいています)の後継テーマ、Cocoonで速度を見てみます。
表示はこんな感じで、
シンプルですが、今風のテーマになっています。
分析の結果は、
モバイル97、パソコン99とWordPressのデフォルトテーマとほぼ互角の速さでした。
結論:デフォルトテーマは速い。人気のLightningやCocoonも速い!
ということで結論として、デフォルトテーマは速い。人気のLightningやCocoonも速い!ということがわかりました。
今は何もコンテンツがない状態ですのでもちろんコンテンツを載せていけば速度は落ちてきます。速ければ速いほどいいですが、かといってWEBサイトに来た人に役立つコンテンツはあればあるほどいい(?)ので、速さだけにこだわるのはおかしいかなと思います。
しかし、テーマによっては、同じコンテンツ量で
モバイル69、パソコン90となるものもありますので少しでも速く表示させたいと思われたらテーマ自体がスピードの速いものをお選びになるといいと思います!
速度が遅いときは、情報を見て対処しよう
URLを入力すればどのWEBサイトでも速度を測ることができるのできっとこのブログの速度も測ってみたいかと思います。ということで、このブログの速度ですが、
モバイル4、パソコン25という、、がっくりと膝を落としたくなるような遅さです。
※ 思い立って、Simplicity2の最新にしてみて モバイル5、パソコン26には上がりました
ある程度理由はわかっているのですがまず
・画像が多い
・入れているプラグインが多い
あたりではないかなと思います。ちなみにサーバーは MixHostで、先ほど速度テストをしたWEBサイトと同じサーバーです。ということはサーバーが違うから遅い、と出たわけではないということになります。
分析結果にはスコアだけでなく対策も表示されます。改善できる項目というところに
このように表示されるので、
ここをクリックして
対策を表示させて、(意味がわからないかもしれませんが)その情報を元に対策をしていく、ということが必要かと思います。私も、じっくり読んで考えたいとは思います。
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