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grepを使ってフォルダ内のファイルを一度に検索しよう!カスタマイズするphpファイルを探す-その2

この記事は最終更新日から8年経過しています。内容が古い可能性があります。

複数のファイルの中からある単語を探す時、テキストエディタで複数のファイルを開いてひとつずつ検索していますか?Windowsの初期の頃はOSに付属の検索を使っていたのですが、あるときから検索があまり上手く行かなくなって、ファイルを一つずつ開いてエディタの検索で探したりしていました。
そうしているうちにgrepという指定した場所にある複数のファイルを一度に検索できる機能があることに気がついて、それ以来とても便利に使っています。そのことについて書きます。

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grepとは?どんなことができるの?

grep(ぐれっぷ)とは、ということを書こうとしていつものウィキペディアを見てみました。

ウィキペディア grep

ここには

grep(グレップ)は、UNIXおよびUnix系オペレーティングシステムにおけるコマンド。テキストファイル中から、正規表現に一致する行を検索して出力する。

という説明が書いてあります。私の場合はたぶんこの機能の 検索 部分をよく使っているので

grep = 横断検索

のイメージでいます。このblogではgrepの 横断検索 について書きたいと思います。

また、私が使っているgrepはテキストエディタの一つの機能として使うものです。テキストエディタでは 検索 という今開いているファイルの中を検索する機能がありますが、同じように grep を使うと指定したフォルダの中を全部検索する 横断検索 ができます。

私がgrepが使えることを確認しているエディタは 秀丸 と サクラエディタ です。

サクラエディタ
でgrepする方法については、

コーディング向きのフリーソフト「サクラエディタ」を使ってGrepしてみる

すでにblogに書いてありました(すっかり忘れてました(^_^;)。このblogにはWordPressでカスタマイズするときの検索方法については書いていないので、サクラエディタを使う場合もこの記事の WordPressでカスタマイズするphpファイルを探してみる を参照してくださいね!

ということで、秀丸でのgrep方法について書いてみたいと思います。

テキストエディタ「秀丸」でgrepを使ってみる

「秀丸」は私が一番長く使っているメインのテキストエディタです。最近では開発はphpstormを使うようになりましたが、ついこの間まで「秀丸」だけでプログラムを開発していました。とても使い勝手の良い、エディタです。

「秀丸」はシェアウェアで、料金が4,000円(税別)となります。一見高いように思えますが毎日毎日使わない日はないという感じで10年以上使っているので私的には安いなぁという印象です。

シェアウェアですがお金を払わなくても試用はできますので、

秀丸ダウンロード

こちらからダウンロードして使うことができます。

秀丸でのgrep方法
は、秀丸を立ち上げて



検索>grepの実行
 をクリック

検索する文字列: ユーザー
検索するファイル: *.php ← .phpファイルだけを検索する指定。全部なら *.*(半角にする)
検索するフォルダ: 右にある … というボタンをクリックして検索したいフォルダを選ぶ

サブフォルダも検索にチェックを入れる 指定したフォルダの下にもフォルダがあるとき、そのフォルダ内も検索する指定

このように指定して OK をクリック

このように検索結果が表示されます。

見つかったファイルを見てみたい場合は見たいファイルの行をクリックしてカーソルを置いて F10 を押すと、

このようにそのファイルが別タブで開かれます。

WordPressでカスタマイズするphpファイルを探してみる

前回書いた「開発者ツールを使おう! カスタマイズするphpファイルを探す-その1」で見つけた単語、entry-titleをWordPressで見つけてみたいと思います。

grepの説明は秀丸の場合ですが、サクラエディタでも同じように検索できますのでお試しください。

カスタマイズするということは基本的には 子テーマ で行うので、まず子テーマを検索します。この場合は twentyfourteen-child という子テーマでしたので

このように検索します。

しかし、1件もヒットしませんでした。子テーマには親テーマと違う部分だけを記述するのでその部分についてはまだカスタマイズ用にコピーしていないようでした。ということで親テーマの twentyfourteen を検索します。

この状態で OK をクリックして検索

ファイルが見つかりました。

この辺が今回カスタマイズしたい部分だと思います。この content.php というファイルを子テーマにコピーします。

子テーマにコピーしたcontent.php

            if ( is_single() ) :
                the_title( '<h1 class="entry-title">', '</h1>' );
            else :
                the_title( '<h1 class="entry-title"><a href="' . esc_url( get_permalink() ) . '" rel="bookmark">', '</a></h1>' );
            endif;

この部分を

            if ( is_single() ) :
                the_title( '<h1 class="entry-title">', '</h1>' );
            else :
                the_title( '<h1 class="entry-title"><a href="' . esc_url( get_permalink() ) . '" rel="bookmark">', '</a>(抜粋)</h1>' );
            endif;

こんな風に変更します。この状態で表示すると、

このようにカスタマイズされて表示されました。WordPressでカスタマイズするphpファイルを探すのにgrepを使うととても速くファイルを探すことができますね(^^)/

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