私のPCはハードとしてはMacBookAirなのですがブートキャンプを使って常にWindows7として使っています。先日、自社サイトの表示がおかしいと指摘をされたのですが、Windowsで複数のブラウザを使って確認してもおかしくありません。確認してみるとMacPCのブラウザsafariで見たときだけおかしくなるようです。
もともとMacなので立ち上げ直せば確認はできますが直しながら表示確認をしたいのでやはりWindowsでsafariでの確認をしたいと思います。その方法について書きます。
Windows用のsafariは問題があるため、配布を終了していた
つい数ヶ月前まで自分のPCにWindows用のsafariが入っていました。しかし、新しくアップデートしようとしたところ、Windows版のsafariは2012年に情報処理推進機構にセキュリティホールがあるということを指摘されたためアップデートされなくなり、配布も終了しているということがわかりました。セキュリティホールがあるということだったので、PCに入っていたWindows版safariもアンインストールしてしまいました。
ということでWindows用safariは使えません。そういう状態で今回のようにPC版safariの表示だけがおかしくなっている場合に、どうすればいいのかなと色々検索してみました。
色々なブラウザの表示確認ができるサービス Browserling
検索したところ、Windowsというかブラウザ上で色々なブラウザの表示を確認できるサービスをみつけました。
ブラウザは インターネットエクスプローラー、chrome、Firefox、safari、Opera の5種類を選ぶことができます。ブラウザの下にはバージョンを表す数字のボタンがあるのでバージョン指定も可能です(無料版の場合はバージョンは限られるようです)。
safariの表示確認は
safariボタンをクリックして
URL入力欄にURLを入力して、Run をクリックします。
ブラウザの中にデスクトップが表示されて、そのデスクトップで表示されているsafariで確認することができました(^^)/。これは仮想マシンということで、表示されているsafariブラウザ上でボタンをクリックしたり入力したりすることもできます。
これでPCを立ち上げ直すこと無く、Webサイトを修正しながらsafariでの確認をすることができました。
Browserlingを使うにあたっての注意点
このように高機能な無料サービスですがいくつか注意点があります
無料版は1日3分まで
Browserlingは無料で1日3分まで使うことが出来ます。ipで制限をかけているようです。今回の場合、修正前の画面を表示してハードコピーをとり、修正後画面を表示して無事に直ったことを確認しました。これが3分以内でできたので、なんとかなりましたがもっとややこしい問題の場合は無料バージョンの3分という制限は厳しいかと思います。
時間は
このように左上に表示されますので、これを見ながら焦りながら確認します。
一日3分が過ぎると
こういう表示になって、明日になるまで待つか有料版に申し込むかどちらかの選択をすることになります。
localhostの表示はできない
リアルPCにリアルブラウザを表示してそれを遠隔操作する、というようなものなので当然自分のPCにあるlocalhostの表示はできません。しかし、有料版になるとSSHトンネルを使うことでローカルのテストもできるようになるということです。
混んでる時間帯はかなり待つ
午前中にこのサイトで確認をしたときは全然待たなかったのですが、午後4時頃確認しようとしたら、
こんな画面が出て、10人待ちということでした。実際にここに表示されている10分ぐらい待ちました。この待ち時間がいやなら有料版にしてね!とメッセージが表示されています。無料版で使うならば空いている時間をねらって使う、というのがいいのかもしれません。
有料版は月19ドルから
今のところ困るのはsafariの表示だけなので、なんとか1日3分の制限だけでやっていけそうです。有料版で使えるブラウザにはかなり古いバージョンのブラウザもあるので開発をしていてたまにある古いブラウザでちゃんと動くように(IE6で、とか)というようなときにはきっと有料版を申し込んで、時間を気にしたり待ったりすることなく確認作業をするんだろうなと思います。
その場合の有料版が月19ドルなので、仕事で使うならありだと思います(^^)/
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