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子供向けプログラミングツールScratchで「ねこ飛び」を作ってみました

この記事は最終更新日から8年経過しています。内容が古い可能性があります。

最近「2020年代に向けた教育の情報化」ということばをよく耳にします。いよいよ学校教育でも教育を情報化したり、プログラミング教育を本格的に開始したりするようです。
私がメンターとして参加しているCoderDojo八王子でも子供が自主的にプログラムを学ぶ場所として回を重ねています。
今回は子供たちにも大変人気の高い、子供向けプログラミングツールScratchで「ねこ飛び」を作ってみましたので、その方法について書きます。

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首相官邸のホームページに掲載されている資料でも言及されているScratchとは?

首相官邸のホームページに以下の資料があります。

プログラミング教育の充実に向けて(教育改革第1次提言)

こちらの7ページ目「4.プログラミング教育の目標と内容」という項目に

①アルゴリズムとコンピュータープログラムを体験的、感覚的に理解する簡単なプログラムの作成(プログラミング)および修正(デバッグ)を通じて、アルゴリズムやコンピューターの特性について体験的、感覚的に理解させる。Scratch、プログラミン、アルゴロジックなどの学習ソフトや、教育用ロボット玩具などを利用する。

③コンピュータープログラムやIT技術を自ら積極的に活用する姿勢を養うScratch、プログラミン、各種プログラミング言語などを用いて、自由な創作活動を行う。コンピュータープログラムやIT技術は「どこかで凄い人が作っている」ものではなく、「自分でも積極的に活用できる」ものであるということを理解させる。

と2カ所、Scratchについて記述がありました。ということはこれからScratchを使ってプログラミングを遊びながら学んでいくことは将来的に役立つことにもなりそうです(^^)/

Scratchとは子供向けプログラミングツールです。ブラウザ上でプログラムを作って遊ぶことができます。

Scratchの説明と、登録方法、簡単な使い方については

[ryus_blogcard url=”https://usortblog.com//scratch/”]

上記のブログで書いてありますのでぜひ参考にしてください。

ブラウザ上で動かすにはインターネットに接続している必要がありますが、オフライン版も出ているようです。

https://scratch.mit.edu/scratch2download/

こちらであればインターネットに接続していなくても動かすことができるのでインターネットに接続したくない方はダウンロードしてみてください。

Make it Fly!スタジオで飛ばしているサンプルを見る

Scratchに登録しているとときどきメールが来ます。ある日、

このように Make it Fly!Studioができました というメールが届きました。

サンプルを見ているうちにふつふつと「ねこを飛ばしてみたい」という気持ちがわいてきましたので挑戦してみました。

飛んでいるねこを配置する

スクラッチページ でログインした後

私の作品 ページに行き、

新しいプロジェクト をクリックします

最初にねこが歩いているスプライトがあるので、右クリックして削除しておきます。

新しいスプライト>スプライトをライブラリーから選択 をクリックして、



テーマ>飛ぶ
をクリックし



Cat Flying
をクリックして、OK をクリック

飛んでいるねこが配置されました。

ねこを飛ばす

このねこが飛んでいるように見えるにはねこを動かすのではなくて、背景を配置してそれがねこと逆の方向に移動するようにすれば良いようです。

背景に樹木を配置する

背景にするスプライトをさきほどねこを配置したときと同じような手順で選びました

背景に樹木が置かれました

開始したときのスプライトの位置を決める

開始したときのスプライト(ねこ、樹木)の位置を決めます。

こういう配置にしたいです。これを実現するには、



スプライト ねこ
がクリックされた状態で、



スクリプト>イベント
 をクリックして

(緑の旗)がクリックされたとき というブロックを右側のスクリプトエリアにドラッグ&ドロップします

スクリプト>動き をクリックして

この x座標を xxx y座標をxxxにする というブロックを

(緑の旗)がクリックされたとき にくっつけます。ここに書いてある数字は最初にねこを配置したところを起点とする今現在のスプライトの相対位置のようです。

同じように、樹木

こんな感じにブロックを作りました。これで

このようにわざと位置をずらしておいても、

緑の旗 をクリックすると、

所定の位置に戻ります。

樹木を左に動かして飛んでる風に見せる

これで準備が整ったので樹木を左に動かしてみます。動かすには

スプライトで樹木をクリックして

スクリプト>制御 から ずっと というブロックをくっつけます

スクリプト>動き から x座標を10ずつ変える というブロックをくっつけて

10 を -10 に変更します

tobu1

緑の旗をクリックすると、こんな感じに飛んでる風に見える!(と信じましょう)ようになりました。

ねこ飛び 共有してみました

この方法でねこを飛ばして、少しゲームっぽいものを作ってみました。

https://scratch.mit.edu/projects/113695978/

こちらになります。

ねことコウモリ以外の画像は

かわいいフリー素材集 いらすとや

からたくさん使わせていただきました。ありがとうございます(^^)/

内容は

・スタート画面を作り、スペースキーが押されたらゲームを開始する
・背景スプライトとコウモリが左端まで来たときに、右から再描画させる
・コウモリを飛ばす(こうもりは右から左に移動させています)
・背景を3種類用意して順次変えていく
・背景が変わるごとにコウモリが1匹増える
・背景に合わせて樹木などのスプライトの種類を変える
・ねこがこうもりにぶつかったらねこが地面に落ちてゲーム終了
・ゴールにたどり着いたらフィニッシュ画面を出す

このようにしました。↓に埋め込みましたので、スペースキーを押して遊んでみてください(^^)/

   

ここから発展すれば

・ライフポイントを100からスタートする
・コウモリにあたったらライフポイントが -10
・リンゴなど食べ物にあたったら +20

などのポイント制にすることもできますね(^^)/

Scratchは作品自体オープンソースなので

中を見る をクリックして、

リミックス をクリックすれば自分のプロジェクトにコピーして、自由に変更したり保存したり、共有することができますので、ぜひお試しください(^^)/

おまけ:6月のCoderDojo八王子は21日土曜日に開催します(^^)/

毎月1度行っているCoderDojo八王子、6月は21日土曜日に開催します(^^)/

お申し込みは

CoderDojo 八王子(コワーキングスペース 八王子 8Beat)

こちらからお願いします!同時にメンター(教える人)も募集しています。メンターはPCが使えればどなたでも!不安のある方はメンター見習いという軽い気持ちでご参加ください。

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