数ヶ月かけて行う開発では、いつもExcelにおおまかなタスクを洗い出し、それぞれにかかる日数を考えて期日に間に合うようスケジュールを立てます。
そのとき、Excelシートにカレンダーを作って、作業ができる日と見積もった日数を割り当てます。最初のうちは日数ではなくおおまかに週数で考える事もあります。
カレンダーを自分で作るのも面倒だし、通常のカレンダーは月をまたがると別のカレンダーになるので同じ週というのがわかりにくいと思っていました。そこで連続カレンダーを作ってみました。
連続カレンダーって何?
通常のカレンダーって、
こういう感じだと思います。週数を右に付けてみたのですが、1と5と10は週が月にまたがっているのでちょっとわかりにくくなっています。
そこで、連続カレンダーを作ってみました。
このような表示だと月がまたがっていても同じ週ということがわかりやすく、週数もかぞえやすいです。
Excelで連続カレンダーを作る
作り方は、新しいシートの左上から
月 火 と入力し、その2つのセルを選択して右下にある ■ をクリックして右にドラッグ
月~日までができました。
今週からのカレンダーが作りたかったので月曜日に今週月曜日の日付を入力して、セルの右下にある ■ をクリックして
右にドラッグ。幅が足りないようなので拡げます。
来週月曜日の日付を入力して、セルの右下にある ■ をクリックして
日曜日までドラッグします。2週分できると規則性ができたので、
2週分選択して、セルの右下にある ■ をクリックして
適当なところまで下にドラッグします。
日付だけ表示したいのでカレンダーの日付部分を選択して、右クリック。セルの書式設定 をクリック
ユーザー定義 をクリックして 種類のところで d と入力して、OKをクリック
日付だけの表示になりました。
日付だけだとわかりにくいので何月なのかを表示します。
h2セルに =text(a2,”mm”) と入力してリターンキーを押します。次に
i2セルに =text(g2,”mm”) と入力してリターンキーを押します。これで月曜日と日曜日の月が取得できました。
2つのセルを選択して、右下の ■ をクリックして
下までドラッグします。
同じ週に月がまたがっているときは両方の月を、またがっていないときは片方だけの月を表示するようにします。
カレンダーの頭に月を出したいので
列を挿入します。その列に
=IF(I2<>J2,I2 & “月 “,””) & J2 & “月”
と入力して、リターンキーを押しますこれは月曜日の月と日曜日の月が違っていたら月曜日の月を表示。そのうしろに、どちらにしても日曜日の月を表示するということを書いてあります。
今週は月がまたがっているのでこのように表示されます。右下の ■ をクリックして下にドラッグします。
これでロジック部分はできたのであとは、
月を取り出している列を非表示にして、書式を揃えたり週番号を入れたりして完成させます。
一応、できあがったExcelを置いておきます→連続カレンダー.zip
Googleスプレッドシートで連続カレンダー
ExcelとGoogleスプレッドシートは関数などがほぼ同じなので同じ手順で作れると思います。
今回は簡単にExcelで作った連続カレンダーをGoogleスプレッドシートにインポートしてみます。
Googleドライブで 新規 > Googleスプレッドシート をクリック
ファイル>インポート をクリック
アップロード をクリック
ここに、先ほど作ったExcelを載せます
アップロードが終わるとこの画面になるので、インポート をクリック
今すぐ開く をクリック
関数で表示しているところや、セルの書式設定もすべて問題なく同じような表示になりました。
共有してみたのでよろしければ実際にご覧ください。
違うアカウントで見ると
閲覧のみ になりますが、
ファイル>コピーを作成 をクリックすれば、自分のGoogleドライブにコピーできるので編集することもできるようになります。
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