ビジネスホテルの予約がなかなか取れない、取れたとしてもホテルの部屋の価格もだいぶ高くなっているという話を良く聞きます。原因は外国人旅行者が増えていることのようです。2020年には東京オリンピックも開かれるということでますます日本が注目される予感。
ということはWebサイトも多言語化した方がいいのではないかな?と思いついて、WordPressで多言語化をするプラグインを試してみました。
多言語化プラグイン qTranslate X をインストールする
色々検索して、これがいいのではないかな?と思うプラグインを見つけました。
qTranslate X
です。以前qTranslateというプラグインが人気があったようなのですが、これはその後継のプラグインのようです。
このプラグインをインストールするには、
ダッシュボード プラグイン>新規追加 で qTranslate X と入力してリターン。
今すぐインストール をクリックして、
プラグインを有効化 をクリックします
すると、
こんな感じで質問が表示されるので、
をクリック(左のボタンをクリックすると英語の説明ページが出るので、それを読んだら右のボタンを押してくださいということらしいんですが)。
2つめのメッセージはこのサイトに Advanced Custom Fields がインストールしてあったから出たようです。このサイトでは
Install plugin ACF qTranslate をクリックしてAdvanced Custom Fields用のプラグインを入れておきました。
このメッセージも右側の I have already done it, dismiss this message をクリックしました。
これでメッセージが消えます。
qTranslate Xを入れると日本語と英語をいれられるようになる
この状態で、固定ページ 新規追加 をクリックします
すると、こんな感じに 日本語 English のボタンが表示されます。色が暗くなっている方が 選択中 なので、この状態は 日本語選択中 となります。
こんな風に、日本語のコンテンツを入れます。そして英語なのですが、このプラグインは自動翻訳するものではないので、自分で英語の文章を作ります。といっても
Google検索で 翻訳 と入力して検索するとこんな感じにすぐ翻訳してくれるところが現れるので、
左側の ▼ をクリックして日本語にしてから、先ほどのコンテンツの文章を貼り付けました。すると右側に英訳が出るのでこれをコピーして、
Englishのボタンを押してから
貼り付けます(タイトルも同じように自動翻訳しました)。
この状態で
公開 を押して記事を保存します。
日本語/英語でコンテンツを見る方法
このまま表画面でこの記事を見たのですが、
日本語だけしか表示されませんし、どこにも切り替えるボタンなどが表示されていません。ブラウザの設定でデフォルトの言語を英語にしましたがそれでも何も変わりませんでした。
ということで、なにかやり方があるらしいと思ったのでググって方法が分かりました。
ダッシュボード 外観>ウィジェット で
利用できるウィジェットにある qtranslate 言語選択機能 というものをドラッグして、
サイドバーウィジェット(テーマによって名前が違うかもしれません。表示したいところのエリアを選びます)にドロップします。文字で表示するか、画像やドロップダウン・ボックスで表示するかなどのオプションがありますがとりあえずデフォルトのままで
保存 をクリック。表画面を見てみると、
検索 の上に先ほどはなかった 言語:日本語 English が表示されています。
English をクリックすると先ほどのコンテンツが、
このように英語で表示されました。この言語切り替えは次に違う言語をクリックするまではずっと最後にクリックした言語で表示されるようです。
管理用のバーも表示が英語になっています。
日本語しか入力していないページはどうなるのか?
もしも日本語しか入力していないページがあったらどうなるか確認してみました。
このように日本語のコンテンツを入力して
English の方は空のまま、公開をクリック。
表画面で見ると、言語:日本語 のときは
こんな感じで先ほどのコンテンツが表示されます。言語:English をクリックすると、
こんな感じでタイトルは日本語コンテンツのタイトルの前に (日本語) とくっついたものが表示されます。中身は
Sorry, this entry is only available in 日本語.
と書いてあり、日本語ページにリンクさせるようです。英語コンテンツがないときの表示は、
ダッシュボード 設定>言語 をクリックして
言語 タブをクリックして、English行の編集をクリック
表示されたページの 利用不可のメッセージ が表示されているようでした。
日本語だけのページも存在すると思うので、そういう場合は英語版で表示しないように設定したいと思います。
ダッシュボード 設定>言語 をクリックして
一般設定タブの
選択した言語によって利用できないコンテンツを隠す に
チェックを入れて 変更を保存 をクリック
この状態で 言語:Englishで表画面を見ると
先ほどまではメニューにEnglish版がないページのリンクが表示されていましたが、今は表示されなくなりました。
ある程度コンテンツがあるサイトでこのプラグインを入れたとき
ある程度コンテンツがあるサイトでこのプラグインを入れたときは、元々あったコンテンツの英語は空の状態だと思っていたのですが、
このサンプルページの English ボタンをクリックしたら
こんな感じに日本語のコンテンツがコピーされていました。他のコンテンツも確認してみましたが、同じようにコピーされています。
ということはある程度コンテンツがあるサイトではこのプラグインを入れたときはウィジェットでqtranslate 言語選択機能 を追加する前に編集画面のEnglishボタンをクリックして日本語が入っているので、それををコピーしてWebサイト翻訳サービスで英語にして貼り付けるといいかもしれません。日本語タブに切り替える一手間がはぶけますね。
まとめ:思ったよりずっと簡単に日英対応ができそう
このプラグイン、導入も簡単だし思ったよりもずっと簡単に日英対応ができそうです。
さっき使ったようなWebサイトの翻訳サービスを使えば色々なサイトでこのプラグインを使って英語対応ができますね(^^)/。
オリンピックに向けて、どんどん日英(中とかも!?)進めるとサイトのアクセスが増えそうですね~
追加:多言語化の種類について
書き忘れたので追加します。多言語化の言語の種類はとてもたくさんあります。
ダッシュボード 設定>言語 で 言語タブをクリックすると
こんな感じで、デフォルトで25の言語が選べるようになっています。
また、デフォルトにない言語については、同じ言語タブの
ここから追加することができます!
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