先日あるWebサイトを作っていて「Webサイトに合ったfaviconがないのはさみしい」と思いました。かといって、faviconぐらいの大きさの適当な画像を作れるわけもないので、ググってみました。
そして見つけたのが商用利用可能なモノトーンのアイコン素材をフリー(無料)でダウンロードできる素材配布サイトICOON MONOです。すっきりとしたデザインのアイコン素材がたくさんあるのでちょうどいい感じのfaviconを作ることができました。ICOON MONOの素材をダウンロードして使う方法について書きます。
商用利用可能なモノトーンのアイコン素材をフリー(無料)でダウンロードできる素材配布サイトICOON MONO
ICOON MONO のWebサイトはこちらになります。
6000以上のアイコンがあり、使用条件に違反しない限り無料で WEBやDTPデザイン、ビジネス資料などで利用することができます。詳しい利用条件については こちら に書いてあります。素材を再配布とかしない限りは自由に使えそうです。
上部に並んでいるアイコンは、カテゴリーとなっているのでクリックすると、
そのカテゴリーのアイコンが一覧されます。
アイコンのダウンロード方法
アイコンをダウンロードするにはいくつかの方法があります
大きさ、色、ファイル形式を指定して保存する
使いたいアイコンをクリックして
1.サイズを指定
2.色を指定
3.ダウンロードする形式を指定
します。たとえば サイズを指定した後に
colorの数字のあたりをクリックすると
色パレットが出るので
好きな色に変更したあとに
好きな形式をクリックして、保存します。
この場合は サラリーマン.png というファイルが保存されるのでPCで開いて
素材として利用することができます。
ai や EPS などベクター素材としてダウンロードする
アイコン画面の下の方に
illustratr Ai と photoshop EPS のダウンロードボタンがあります。illustratr Ai をクリックすると、
このような画面がポップアップされます。illustratr Ai をクリックします。この場合、icon_11324ai.zip というファイルがダウンロードされました。このファイルをすべて解凍してみると icon_11324ai というフォルダに icon_11324.ai というファイルができていました。このファイルをFireWorksで開いてみると
このようにベクター素材の状態でダウンロードできるので自分で線を書き足して、
このようにすることもできます。
faviconとして使うには
WordPressでfaviconとして使う場合
WordPressでfaviconとして使う場合は画像をアップロードするだけで利用することができます。
ダッシュボード 外観>カスタマイズ をクリックして
サイト基本情報 をクリック
サイトアイコン の 画像を選択 をクリックして
先ほどダウンロードしたサラリーマンの画像をアップします。なぜか名前が サラリーマン.png のままだとアップできなかったので sman.png に変更してからアップしました。選択 をクリック。
アップされると サイトアイコン のところにこのようにfaviconとして利用されるイメージが表示されます。
保存して公開 をクリック。
このようにfaviconとして利用されるようになりました!
WordPress以外のHTMLなどの場合
HTMLなどで、このダウンロードしてきたアイコンをfaviconとして使うには ico ファイルに変換する必要があります。
以前
[ryus_blogcard url=”https://usortblog.com//faviconmaker/”]
このブログで記事を書いた Favicon Generator でfaviconに変換してみます。
UPLOAD IMAGE の部分にダウンロードした画像を ドラッグ&ドロップ します。(クリックしてファイルを指定してもOKです)
変換が終わると zipファイルを保存する画面になるので、保存します。zipファイルを解凍すると
このようにいろいろな大きさの画像と .ico ファイル、HTMLファイルが入っています。HTMLファイルをブラウザで表示すると
このようにfaviconとして指定されていることがわかります。HTMLのソースを見ると、
<!-- Favicons Generated with favicon.il.ly --> <link rel="icon" sizes="16x16 32x32 48x48 64x64" href="favicon.ico"/> <!--[if IE]> <link rel="shortcut icon" href="favicon.ico"/> <![endif]--> <!-- Optional: Android & iPhone--> <link rel="apple-touch-icon-precomposed" href="favicon-152.png"/> <!-- Optional: IE10 Tile.--> <meta name="msapplication-TileColor" content="#FFFFFF"/> <meta name="msapplication-TileImage" content="favicon-144.png"/> <!-- Optional: ipads, androids, iphones, ...--> <link rel="apple-touch-icon-precomposed" sizes="152x152" href="favicon-152.png"/> <link rel="apple-touch-icon-precomposed" sizes="144x144" href="favicon-144.png"/> <link rel="apple-touch-icon-precomposed" sizes="120x120" href="favicon-120.png"/> <link rel="apple-touch-icon-precomposed" sizes="114x114" href="favicon-114.png"/> <link rel="apple-touch-icon-precomposed" sizes="72x72" href="favicon-72.png"/> <link rel="apple-touch-icon-precomposed" href="favicon-57.png"/>
このようにいろいろなパターンでのfaviconの指定がされているのでこれをコピーするだけでOKなので便利です(^^)/
おまけ:ICOON MONO の素材はfaviconだけでなくパワーポイントなどの文書やHTMLに利用できます
今回は主にfaviconとして使いましたが、ICOON MONO の素材は
パワーポイントなどの文書や、こんなふうに↓
今年一番のおすすめアイテム!
HTMLにも利用するといい感じですね!
色も大きさも自由に変えられて加工もできるのでいろいろな用途に使えると思います(^^)/
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