Googleで商品の情報などを見ていて「これはその販売元が発信している情報なの?」と思うことがよくあります。アフィリエイトなどのWebサイトも多いので、よくできているサイトなどですとなかなかぱっと見では見分けがつかなかったりします。
Google検索をするときにオプションを指定すれば「あるドメインの中だけを検索する」こともできますし「そのドメインではいところからだけを検索する」こともできます。
その方法について書きます。
商品名で検索をすると結果一覧にはいろいろなWebサイトが表示される
今回検索をしたのは、ネスカフェのドルチェグストというコーヒーメーカーでした。
ドルチェグスト
と入力して検索すると、
検索結果が 約1,820,000件 となり、広告の後に nestle.jp というURLの結果が並びます。その後には
こんな感じに nestle.jp 以外のURLを持つページの結果が並びました。nestle.jp のWebサイトを見ると、
このように ネスレ日本株式会社 が販売用に作成したWebサイトのようです。nestle.jp以外のWebサイトはAmazonや比較サイト、情報サイトなど様々なWebサイトが並んでいました。
その販売元だけの情報を表示したいときのオプション指定方法
一次情報として、その販売元だけの情報を検索したい場合があると思います。そんなときはGoogle検索のオプションを使います。
検索ボックスに
ドルチェグスト site:nestle.jp
と入力してから検索します。site: という部分がオプションでそれに続くドメイン名の下にあるページだけを検索するようになります。
これで検索をすると結果は 約2,730件 と少なくなり、情報が絞られたことが分かります。
検索結果のページも広告を除くと nestle.jp が入ったものだけになっています。
そのメーカー以外の情報だけを表示したいときのオプション指定方法
それでは逆に、その販売元以外の情報だけを見たいときはどうすればいいでしょうか?
実際にちょっと考えてみてやってみたのですが
ドルチェグスト -site:nestle.jp
先ほどの検索とほぼ同じなのですが、site: の前に -(マイナス) をつけました。先ほどは「nestle.jpというURLの中にある情報で ドルチェグスト を検索」という意味になりましたが、マイナスをつけることで「nestle.jpというURL以外の中にある情報で ドルチェグスト を検索」という意味になりました。
検索結果は広告を除くと nestle.jp 以外のWebサイトの情報だけとなりました。
おまけ:ドメイン名を注意して見てみましょう
このようにドメイン名を見たときに「これは正式な販売元(メーカー)のページかどうか」ということがある程度分かるようになっています。大概の場合今回見たようにURLの頭の部分だけでWebサイトを表示すればそのWebサイトはどこのものかということが分かるので、情報の出元が気になる場合はそのあたりを参照するようにするといいと思います。
また、ドメイン名の下の部分(.jpなど)は意味がありますのでその部分で判断することができる場合があります。たとえば、
.co.jp は日本国内で登記された企業が1つだけつけられる名前、となっていますのである程度信頼できるWebサイトと思われます。
.go.jp は日本国の政府機関、各省庁所轄研究所、独立行政法人、特殊法人が取得可能なドメインとなっています。つまり、日本政府関係の機関や法人しか利用できないものですので、情報の出所としてはかなり信用できるものと思われます。
以前Google検索について書いた記事も合わせてご覧ください。
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