「無料の画像編集ソフトGIMPは有料ソフトと遜色のない高機能 第1回インストールと画像の読み込み&縮小」で無料の高機能画像編集ソフトGIMPの導入部分あたりについて書きました。機能がたくさんあるので複数回に分けて書こうと思っていますが、今回はその第2回です。
Webサイトを作るときにトップページの画像やバナーなどを自分で作ることがあると思いますが、そんなときにもGIMPは役に立ちます。ということで今回はGIMPで画像の上に文字を載せて編集し、任意の大きさの画像ファイルを作る方法について書きます。
画像の上にフォント・色・大きさを指定して文字を載せる
画像の上に文字を載せてみます。
まず、前回の
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で画像を読み込んで縮小しました。その画像に文字を載せてみたいと思います。
フリー素材の画像を読み込んで、幅を1000pxに縮めました。
文字を載せる前に画像を全部表示したいので
右側のウィンドウを X をクリックして閉じておきます。
画像が全部見えるようになりました。
文字を入力する A というボタンをクリックし、
Aa というところをクリックすると、
フォントを選ぶことができるので
好きなフォントを選びます
文字を入力したいあたりでクリックして、
文字を入力します。
文字の大きさを変えるには、文字を全部選択してから、
フォントサイズを変更します。
色を変更するには、文字を全部選択してから
カラーパレットをクリック
カラーパレットで好きな色を選んで OK をクリック
文字の色が変わりました。
文字を移動する
一回作った文字を移動できないというフリーソフトもあるのですが、GIMPはそんなことはなく移動することができます。
移動をするには
十字のような移動するためのマークをクリック
文字の上でクリック。このとき背景ではなく文字の色があるところをクリックするようにします。文字の色がないところをクリックすると背景が選ばれてしまうためです。
クリックしたまま、移動します。
一度決定したフォントを変更する
最初に決めたフォントではなく、やはり別のフォントにしたいときも後から修正が可能です。
文字をすべて選択して
フォントを指定します
游明朝に変更できました。
単純でないデータはxcf画像形式で保存しておく
前回は単純にjpg画像の大きさを変更しただけでしたので、エクスポートでjpg画像として保存しました。
今回のように文字をいれたりした画像は後でも変更が可能なように、GIMPのオリジナル書式であるxcf画像形式で保存をしておきます。
xcf画像形式で保存するには
ファイル>名前をつけて保存 をクリック
名前のところに任意の名前を入力して 保存 をクリックします。
これで後からでも文字などを修正することができます。
任意の範囲を切り取って別ファイルで保存する
今作った画像の上に文字が載ったものの一部を切り取って別ファイルとして保存したいと思います。
矩形選択 をクリック
保存したい範囲を選択します
編集>可視部分のコピー をクリック
ファイル>画像の生成>クリップボードから をクリック
新しいウィンドウが開いて、コピーした部分だけの画像が表示されます。
この状態は文字と画像が一体となっているため、このファイルはエクスポートでjpgなどの形式で保存したいと思います。
ファイル>エクスポート をクリック
名前のところに任意の名前を入力して エクスポート をクリック
ポップアップが表示されるので エクスポート をクリック
これで切り取った画像だけのファイルができあがりました。
つづき:便利なフィルター機能や、画像の背景を消す方法、その他便利機能
今回は画像の上に文字を載せて編集することについて書きました。機能がまだたくさんあるので、次回書くときは便利なフィルター機能や、画像の背景を消す方法、その他の便利機能などについて書いていきたいと思っています。
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