当サイトには広告が含まれております

取得済みの独自ドメインをさくらのレンタルサーバスタンダードで使う方法

この記事は最終更新日から9年経過しています。内容が古い可能性があります。

新しくサイトを作ろうと思ったときには独自ドメインを色々考えて「これだ!」と思うようなドメインを考えるのが好きです。色々検索して良いドメインが空いているときはとりあえずキープ、ということでドメインだけ取得してしまいます。その後、さてどのサーバでこのサイトを使おうかな?と思ったときにまずだいたい、さくらのレンタルサーバスタンダードで使うことが多いです。
何度もやっているのですが、そのたびにちょっと色々メモを見たりしているのでその手順を一度blogに書いておこうと思いました。

記事をざっと見る

ドメインを取得することとレンタルサーバを借りることはイコールではないんです

ちょっと基礎知識なのですが、最近よく説明するのでドメインについて書いてみます。

ドメインとはWebサイトのURL欄に入力する名前のことです。株式会社RYUSのコーポレートサイトのドメイン ryus.co.jp です。このドメインは世界に1つしかなく、Webサイトやメールアドレスに使うことができます。

ドメインを取得するということとレンタルサーバを借りるということがイコールと思われている方も多いのですが、実際にはそうではありません。セットで申し込むと手間がかからないとか安くしてもらえるなどのメリットがある場合がありますが、ドメインを取る会社とレンタルサーバを借りる会社が同じでなくてはいけないということはありません。

実社会でたとえると会社名(が世界で1つしか登録できないとして)を登録して事務所を借りるというようなことと同じと考えるとイメージが湧くかもしれません。事務所はビルの一室だったり、1棟のビルを建てたり、あるいは自宅だったり色々だと思います。会社名=ドメイン、事務所=共用レンタルサーバー、専用サーバー、自宅サーバーなどと考えると近いかなと思います。会社名はずっと同じでもどこを事務所とするかは自分で選ぶことができます。

私の場合はムームードメインVALUEドメインでドメインを取得しておいてから、複数持っているサーバのどれかでWebサイトを作ります。ドメインをこのどちらかで取る理由は特にありませんが比較的安かったり、既に登録済みなので入力が少なくて済むからどちらかを使っています。

今回はムームードメインで取得したドメインを使って、さくらのレンタルサーバスタンダードで借りているサーバにその名前のWebサイトを作るということについて書きます。

さくらのレンタルサーバスタンダードで独自ドメインの設定をする

さくらのレンタルサーバスタンダードで独自ドメインの設定をする方法について書きます。
今回は仮に example.com というドメインを割り当てるということで説明をします。

独自ドメインを割り当てるフォルダを作っておく

独自ドメインを割り当てるフォルダを作っておきます。レンタルサーバにwwwというフォルダがあるのでその下に分かりやすいフォルダ名で作成します。
今回の場合 example-com というフォルダを作りました。

コントロールパネルからドメインの設定をする

コントロールパネルに入り、左ブロックにある



ドメイン設定
をクリックします。

次の画面で 新しいドメインの追加 をクリック

こんな画面になるので下の方にスクロールして、



5. 他社で取得したドメインを移管せずに使う・属性型JPドメインを使う(さくら管理も含む)
の >> ドメインの追加へ進む をクリック。

ドメイン名を入力して 送信する をクリック

ドメイン名が間違っていないかどうかを確認して、送信する をクリック

ドメインの追加が完了しました。 詳細設定にすすむ をクリック

マルチドメインの対象のフォルダをご指定ください という入力欄に先ほど作っておいたフォルダ名を入力します

その他は特に変更せず、画面下の 送信 をクリックします。

この画面が表示されて、さくらのレンタルサーバの設定は終了しました。

ムームードメインでネームサーバの設定をする


ムームードメインにログイン
します。

左ブロックにあるドメイン操作>ドメイン一覧 をクリック

一覧から、今回設定したいドメイン名をクリック

ネームサーバ設定変更 をクリック

この画面の中程にある



GMOペパボ以外 のネームサーバを使用する
のラジオボタンを

チェックします。ネームサーバ入力欄が表示されるので

プライマリネームサーバ:ns1.dns.ne.jp
セカンダリネームサーバ:ns2.dns.ne.jp

と入力します。

一番下の ネームサーバ設定変更 をクリック

ポップアップで確認画面が出るので、OKをクリックします。

このような画面が表示されて、ムームードメインのネームサーバ設定が終了しました。

実際に使えるようになるまで…しばし待つ

これで設定は終わりましたが、設定直後にURL欄にドメイン名を入力しても、

こんな感じで、ちゃんと設定されたのが確認できません。

1時間40分後、

こんな感じでようやくドメインが浸透して、ムームードメインで取得した独自ドメインさくらのレンタルサーバスタンダードから表示されたことが確認されました。この場合は、WordPressをwgetで取得してファイルを置いてありましたのでそのインストール画面です。当初コンテンツをどうするか決めて無くて空のフォルダの場合はindex.htmlというファイルを作って

this is xxxxx.com 

と1行だけ書いて保存したものをアップするなどして、ドメイン名か何かを表示させてちゃんとそのフォルダを見に来ているかを確認したら良いかと思います。
をアップして何か表示して確認できるようにしておくといいかと思います。

ドメインが浸透するにはこのようにある程度待つ必要がありますが、ムームードメインに書いてあるように2,3日かかることは今のところありません。私の経験からはせいぜい半日も待てばドメインが浸透して使えるようになると思います(^^)/

まとめ:ドメイン取得サイトでやることとWebサーバでやること

今回はムームードメインとさくらのレンタルサーバーの事例ですが、ドメイン取得サイトでやることとWebサーバでやることはほぼこんな感じだと思います。

1.Webサーバー(レンタルサーバーなど):管理画面で独自ドメインをどのフォルダで実行するかを指定する(方法は環境によって色々です)。
2.ドメイン取得サイト:取得したドメインのネームサーバーを変更する
3.ドメインの浸透を待つ

他の会社でも同じような事が管理画面からできると思うので、参考にしていただければと思います。

[スポンサードリンク]


この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

あなたのシェアが励みになります!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントを残す

記事をざっと見る