
数日前に更新のあった最新のChromeでデベロッパーツールの表示が変わった、という記事を見て「どれどれ…」と試してみたところ「あれ?新しくない?」ということに気づきました。調べてみるとChromeのアップデート更新がエラーで、できていませんでした。そこから色々なことを試してようやく新しいChromeに更新できたので、それについて書きます。
Chromeの更新がエラーでできていなかった状態はこんな感じでした
Chromeのアップデート更新がエラーでできていなかった状態を見つけたのは、こんな手順でした。

Chromeの右上にある … が縦になっているようなところをクリックして、ヘルプ>Google Chromeについて をクリック。
すると、

更新の確認中にエラーが発生しました:更新チェックを起動できませんでした(エラーコード 3:0x80070002 – system level)。
詳しく見る
バージョン: 72.0.3626.121 (Official Build) (64 ビット)
というような表示になっていて、どうやら最新のChromeにアップデートするときに何らかのエラーが出てアップデートできていないということがわかりました。
エラーをなくすためにやってみたこと
エラーのところにある 詳しく見る をクリックして対処法を見てみます。

詳しく見るをクリックし、

このエラーが
更新できませんでした(エラー:3 または11)更新の確認中にエラーが発生しました。更新サーバーにアクセスできません。
に該当することがわかりました。「更新サーバーにアクセスできません」ということですが、ネットはずっとつながっているし???でした。
このページに表示されていたいくつかの対処法も試しました。
望ましくないプログラムを削除する
望ましくないプログラムを削除する という項目があります。

Windows をクリックして、削除方法を見てその通りに実行します。

Chromeの右上にある … が縦になっているようなところをクリックして、設定をクリック

ページの一番下にある 詳細設定をクリック

リセットとクリーンアップのところのパソコンのクリーンアップをクリック

有害なソフトウェアを探して削除しますのところの検索をクリック

この画面で数分待ちました。数分後、

有害なソフトウエアは見つかりませんでしたと表示され、これでは解決できない!ということがわかりました。
Chromeをアンインストールしてインストールする
できればこれはやりたくないと思いつつ、次にこれをしました(その後何度も行いました)。
その前に、ログインし直せば大丈夫とは思いましたが念のためにブックマークのバックアップを取っておきました。

Chromeの右上にある … が縦になっているようなところをクリックして、ブックマーク>ブックマークマネージャをクリック

… が縦になっているようなところをクリックし、

ブックマークをエクスポートをクリックして、HTMLファイルを任意の場所に保存します。
アンインストールの手順は、

Windowsマークをクリック

設定をクリック

アプリをクリック

アプリと機能のところに Chrome と入力して表示させて、クリック

※ アップデート後にハードコピーを取ったのでバージョンが新しいです
アンインストールをクリック

アンインストールをクリック これでアンインストールされます。
新しくChromeをインストールしますが、スタンドアローン版が推奨されていたようなので
https://www.google.com/chrome/?standalone=1&platform=win64

こちらからChromeをダウンロードをクリック

同意してインストールをクリック
ChromeStandaloneSetup64.exe
というファイルがダウンロードされるので、これをダブルクリックしてChromeを再度インストールしました。
これでOK!と思ったのですが立ち上げて見てみると

全く同じ表示で、バージョンアップされませんでした。
その他やったこと
以前入れていた拡張機能でその後、Chromeによって停止されていたものがあったのを思い出して

削除してみたり
Windowsを再起動してみたり
Chromeのログインユーザーを変更してみたり
何度もChromeのアンインストールとインストールを繰り返してみたり
しましたが、いっこうに更新されずとても困りました。
Yahoo知恵袋でヒントを発見!
検索して、しまくってみてようやくこちらのヒントを見つけました。
このアンサーの中に
※ 削除して再INSTしても同じ症状でしたとの事、確認です次をみて[エクスプローラー]⇒[Win7_OS(C:)]⇒で、[Chrome]のフォルダが残っていませんか⇒残っていたら右クリックで削除する。
という記述がありました。「そうか、何か残っているファイルが悪さをしているのかも?」と思いました。
上記と全く同じ場所にはなかったのですが、私の場合は
C:\Program Files (x86)\Google
というフォルダがありました。Googleドライブ用のアプリを入れているので、そちらに関するファイルもあるとは思うのですが一度この中身を全部消してから、Chromeをインストールしようと思いました。
フォルダは

こんな感じであったのですが一つずつ消していきました。
消すときに「使用中のため削除できません」というような表示が出ましたがそのときは
Ctrl+Alt+Del で タスクマネージャーを表示してプロセスやサービスにあるGoogleという名前の付いているものを停止していき、なんとか全部削除しました。
全部削除できたところで再度、Chromeをインストールして、確認したところ、

やっと最新のバージョンに上がりました!!!そして最新バージョンでのデベロッパーズツールの新しい機能

調べたいところにカーソルを乗せると吹き出しの形で表示されるようになった!ということを確認できました。
まとめ:Chromeの更新に失敗している状態の原因は色々あるみたいですね
今回色々と検索して、ここまでしないと更新ができなかったというパターンのものがほとんど見つかりませんでした。おおよそはアンインストール&インストールやパソコンの再起動などで更新できていたみたいです。なのでかなりレアケースの方だけに役立つことかと思いますがもしどうしてもだめなときは、自己責任でお試し下さい。今回は心配していたGoogleドライブ用のアプリはその後も正常に動いていました。



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