既存のシステムのカスタマイズをするときに一番欲しいなと思う書類がテーブル定義書なのですが、テーブル定義書が作られていない場合や最新のテーブル状態に更新されていない場合もあります。そうなると必要な部分だけでも自分でテーブル定義書を作るのですがとっても面倒くさいです(^_^;。
たしかMySQLのテーブル定義書を出力してくれるソフトを以前使ったことがあったなと思い出したのでそれを使ってテーブル定義書を出力してみました。
A5:SQL Mk-2 の概要/ダウンロードして起動する方法
以前使ったことがあったのですがすっかり使い方を忘れてしまっていました、そのソフトの名前はA5:SQL Mk-2です。新しくダウンロードします。
これがA5:SQL Mk-2のページです。定義書を出すソフトウェアということだけでなく汎用SQL開発ツールでした。MySQLはもちろん、Oracle、Microsoft SQL Server 、IBM DB2 、PostgreSQLなど色々なデータベースを使うことができるようです。MySQLでいうとphpMyAdminやMySQL Workbenchのようなソフトウェアのようです。
こちらのサイトの、
ダウンロードはこちら ボタンをクリック
a5m2_2.11.2_x64.zip
というファイルがダウンロードされるので解凍します。a5m2_2.11.2_x64というフォルダができます。この中にある
A5M2.exe をダブルクリックすると起動します。特にインストールは必要ありません。フォルダは分かりやすい場所に移動しておくといいかと思います。
A5:SQL Mk-2 でローカルPCで動いているMySQLに接続する
A5M2.exeを立ち上げると
このような状態になります。
MySQLの左側にある小さい三角をクリック。
このMySQLに接続するための画面がポップアップで表示されます
パスワードがあれば入力して OK をクリック
データベースに接続されて、このようにデータベースの一覧が表示されます。
- XAMPPやMAMPでMySQLが動いている状態でないと接続できないのであらかじめ動かしておきます
三角をクリックすること=データベースに接続、ということらしいので、毎回ソフトを立ち上げたら最初にこの三角をクリックします。
A5:SQL Mk-2 でテーブル定義書をExcelに出力する
データベースのテーブル定義書を出力します。
メニューバーの データベース をクリックして、テーブル定義書作成 をクリック
このような画面が表示されます。スキーマというのが各データベースのことのようです。
▼ をクリックして定義書を出したいデータベースを選びます。
データベースを選ぶと、そのデータベースに存在するテーブルが一覧表示されます。
定義書を出力したいテーブルを選択します
右下の テーブル定義書作成 をクリック
少し待つと自動的にExcelが開いてこのようにテーブル定義書が出力されました。カラム情報だけでなく、インデックス情報も出力されていい感じです!
また一番最初のシートは、
このように テーブル一覧 になっています。テーブル名をクリックすると該当のシートにジャンプするので、とても利用しやすいものになっています。
定義書は適当な名前を付けて好きな場所に保管します。あとはこの保管したExcelに日本語項目名や内容についての備考を書き込んで行こうと思います。ここまで簡単に自動で作ってくれるので大助かりです。
テーブル数がとても多い場合は時間がかかりますので、
ページ設定を行う(印刷しない場合はOFFにすると処理が速くなります) のチェックを外して出力しました。印刷の予定がなければこのチェックを外すと出力が速くなります。
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