「コワーキングスペース8Beat」には現在なんと全身をスキャンできる3Dスキャナーがあり、人間の3Dスキャンデータを撮影することができます。
昨日8Beatに行ったときに3Dスキャナーでデータを撮ってもらったので、そのデータをフリーソフトでぐるぐる動かして遊んだり、WordPressのサイトに貼り付けたりしてみました。あまりにも楽しかったので3Dスキャナーを撮影してどんな風に使えるかについてご紹介しようと思います。
3Dスキャナーを撮影するのはたった10秒
8Beatにおいてある3Dスキャナーをご紹介します。
8Beatの近くにある、株式会社iWing(八王子市明神町2-27-6)という会社の製品で、製品名は「VRC 3D Scanner」というものです。私は今まで3Dスキャナーというのもがある、というのは聞いてはいましたが実物を見るのは初めてでした。思っていたより場所もとらず、ただ台の上に乗っているだけでスキャンできるということですぐにデータを撮ってもらいました。
こんな感じです。丸い台の上にのってその周りを棒形のスキャナーがまわりをぐるっと1周します。立っている時間はたった10秒で、あっという間にスキャンは終了します。
その後、データをもらうまでも数分で終わります。
このように .ply と .obj ファイルができました。
もらった3Dデータをフリーソフトで見てみました
もらった3Dデータを見てみるためにインターネットで 3Dデータ フリーソフト .ply で検索して CloudCompare というソフトを見つけ、ダウンロードしました。
このサイトで Download をクリックして、
自分の環境に合ったファイルをダウンロードしてインストールしました。
CloudCompare を開いて、撮影した mesh.ply を開くとこのような画面が出るので Apply をクリック
すると、3Dデータが表示されました。
こんな感じでぐるぐる動かすことができます。。。おもしろい(^^)/。今日もう一人データを撮ったので、同じソフトで表示してみたら、、
こんな風に重なってしまいました(^_^;。私が手をわっかにしていたのはこれをねらってのことではなかったのですがたまたま、偶然うしろから抱きかかえるみたいになっていました。しかしこれは、、使い方によっては面白いことができそうな予感がしますね。3Dが重なるというのは思っていなかったので新しい発見です。
3DデータをWebサイトでぐるぐる動かせるようにしてみたい!
となると、、、どうにかしてWebサイトに3Dデータを載せて、ぐるぐる動くようにしてみたい!と思いました。
いろいろ考えたのですが一番簡単そうだったのが「WordPressのプラグインで3Dデータを表示して動かす」という方法でした。プラグインは、こちら
3d model viewer というプラグインです。
最初にもらった mesh.obj で表示すると
こんな感じにグレースケールで表示されてしまいました。動くには動くんですがちょっと面白くない。
ということで8Beatの3Dマスター大ちゃんに相談したところ、色の何とかどがどうのこうのという話で(スミマセンその辺がよく分からなくて…)、とにかく試行錯誤して表示できる形にデータを加工してくれました。
[3D width="600" height="600" background="ffffff" opacity="0.5" model="https://usortblog.com//wp-content/uploads/mumoto/donuts-stand-mumoto-c6.obj" material="https://usortblog.com//wp-content/uploads/mumoto/donuts-stand-mumoto-c7.mtl" camera="50,50,600" modelposition="1,-250,1" modelscale="100,100,100" ambient="ffffff" directional="1,250,0:ffffff" class="3d" style="float: right" id="coffee" fov=50 fps=20]
3d model viewer で3Dを表示するにはこんな感じにショートコードを書くのですが、パラメータの値などいろいろ調整してこのようなコードで表示しています。
また、Webできれいに表示できるデータは59MBととても大きなデータになりました。そのため表示に30秒以上かかると思われます(^_^;。データが重いせいか、スマートフォンやタブレットでは表示できませんでした。
↓加工して表示できるようにしたものはこちらです。PCならみられるかと思います↓
3Dスキャナーで撮影して、Web用に最適化したデータ(PC専用)
ブラウザでぐるぐる動かすことができて自分的には(^_^;、とても面白いです。
3Dプリンターで実体化することもできます!
どうして腕をわっかのようにしてスキャンしたかというと、3Dプリンターで出力したときに「ペン立て」になるんじゃない?と言われて面白かったのでその形でスキャンしました(^_^;。
3Dプリンターで出力するのは7~8時間かかるため、まだ出力はできていませんが同じように3Dスキャナーでスキャンしたデータを元にして3Dプリンターで出力したものがこちらです
8Beat代表、小柳さんの3D↓
ちょっと適当に色を塗っていますが元は白い素材で出力しています。実体化するとまた面白いですよね!
3Dスキャン、プリント体験はコワーキングスペース八王子でできますよ!
まだ設置されたばかりのこの3Dスキャナーですがしばらくはどなたでも有料で体験できるようです。
今時点の料金体系を聞いてみました。
・3Dスキャン 3,000円(.plyデータと.objデータをお渡しします。USBなどお持ちください)
・Web用画像加工 1,000円
・3Dプリント出力 2,000円
まだ暫定的な金額ですがこんな感じで考えているようです。3Dスキャンのオペレーションをする人がいるときでないと3Dスキャンはできないので Webサイトから問いあわせるか電話(042-649-6681)して予約をしてからお越しください!
自分自身3Dスキャン体験は生まれて初めてでとっても楽しかったので、是非体験しに8Beatに来てくださいね(^^)/
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